【南アルプス】荒川三山赤石岳縦走 1日目
荒川三山のお花畑
1日目
椹島ロッジ泊(移動のみ)
7月下旬、夏季休暇を利用して南ア荒川三山と赤石岳を登りに行きました。毎日あるぺん号夜行バスを利用して初日から登山する予定でしたが出発日は便が出ていなかったので初日は登山口まで移動するだけとなりました。
09:11静岡駅バス停
往路は新幹線を利用しました。朝9時に静岡駅到着。そしてそこからが長かった。しずてつジャストラインが静岡駅と畑薙第一ダムを結んでいるのですがこの移動が3時間かかります。駅前も畑薙第一ダムも同じ静岡市葵区というのだから驚く。
14:06畑薙第一ダム臨時駐車場
ダムからは特殊東海フォレストが出している送迎バスを利用します。バスはこの会社が運営する山小屋で一泊すると利用できます。しかし、乗継の待ち時間が1時間と長い。設備といえば仮設トイレ。少し歩いたところに湧水があるくらい。登山届のポストの前に簡易テントが立っていますが休憩はできません。
何とかなりませんかこの待遇。
小一時間のちマイクロバスが到着。この先、未舗装の林道をさらに1時間揺られる。本気で道が悪く遊園地のアトラクションに乗り続けている感じ。乗り物酔いする人には地獄となるでしょう。
15:51椹島ロッジ宿泊棟
ようやく初日の宿、椹島ロッジに到着となりました。事前に調べたホームページにのっている建物とは似ても似つかぬ白い年季の入った宿舎に来た場所を間違えたのかと戸惑いを覚える。(ホームページにある丸太のロッジは別棟のレストハウスと写真館の建物ということが後で判明しました。)
宿泊受付のときに登山小屋か宿舎か聞かれた折、登山小屋の宿賃が安かったのでそちらを選択。受付を済ませ施設の見取り図を片手に移動します。宿泊棟の裏手にあった物置だと思った建物が登山小屋でした。扉の立て付けが悪くすんなり開きません。小屋の中は中央の通路に砂利が敷き詰められ両サイドが畳敷きになっていました。電球が一部切れており薄暗くジメッとしています。虫の死骸が不吉な印のように点々と散らばっていました。
とりあえず備え付けの箒で掃除をします。虫の死骸を掃き出してからシュラフを設置。雨漏りして傷んでいる場所もあったのでそこは避けて隅っこに陣取ります。
草臥れた畳の上そっと思いました。
安かろう悪かろう。
初日が終わる。
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