【秩父】三条の湯~雲取山1泊2日テント泊 後編
2日目:三条の湯-三条ダルミ-雲取山-七ッ石山-堂所-鴨沢バス停CT7H
/行動時間6:25-16:15
5時起床。テントを片付け小屋の外テーブルで素ラーメンをつくりました。この日も無風。天気予報はくもりで雨がぱらつくかもという感じ。ツェルトは朝起きて結露すごいかなーと心配していましたがさらっさらでした。
6:25 三条の湯
出発がちょっと遅くなった感がありますが歩き始めます。
小屋から橋を渡ったらクサリ場がありました。特に危ない場所ではないのですが山と高原地図を見ると「冬期凍結注意」ありましたので降雪があるとアイスバーンになり危険度UPするのかもしれません。
砂の斜面。片側は切れていて滑り落ちるとそこそこ怪我しそうな場所です。クサリ場よりこっちのが嫌でしたね。ずるずるして。
アセビが目立つ尾根に立つ。
咲いてるじゃなーい。
7:40 前方に「迂回路」の看板が!水無尾根の右側のルートを行くのかとおもいきや左に誘導されます。
九十九折を登って行く。
白い石が目立ってきた。
小さい石を拾って打ってみる。容易に砕けた。もろいです。断面をみると筋が目立つなぁ・・・。石灰石だ。これ。秩父も雲取山を抜けて三峰へ降りると武甲山という石灰岩の山がありますが、こちらにも一部そんな地層があったんですねぇ。
この岩は二層になっている・・・なんて観察しているとどんどんペースが遅くなるのでとりあえず先へ進む。
迂回路の最高地点。休憩に良さそう。
ここからどんどん降っていく。標高稼いだと思ったらどんどん下がる・・・。
8:10 迂回路の終点。CTプラス20分くらい掛かりました。ここから三条ダルミまでトラバースの道が続きます。
トラバースの道に飽きてきた頃、三条ダルミの手前あたりでアイスバーンが登場。
チェーンアイゼンを装着して進む。なくてもなんとかなりそうですが単独行のときは慎重に。
雪は消え。
また現れる。
9:45 三条ダルミに到着しました。ここから雲取山山頂まで40分ほどかかるので早飯にします。
エネルギー補給中。テルモスでお湯をさしカップヌードルカレーも食べました。
三条ダルミからの眺め。本当は富士山が見えるらしい。
尾根筋に雪が現われる。降ってきた登山者はチェーンスパイクか6本爪アイゼンを着けていました。
ところどころアイスバーンなんですよ。
11:00 雲取山山頂!奥に立派な山頂碑があってそこが2017mです。でも、天気いまいち。天気予報では夕方ぱらっと雨が降る予定。
思ったほど山頂付近に雪がなかったです。
じっとしていると寒いので下山開始。
雪が解けてぐちゃぐちゃな道。もうチェーンアイゼンは必要ありません。
左から前飛龍、真ん中飛龍山、右が三つ山です。ここからブナ坂あたりまで眺めが良い。
目の前の山が七つ石山です。後方にぼんやり霞んでいるのは御前山ですー。
閉鎖されてしまった奥多摩小屋。トイレだけでも再建されると良いですね。七ツ石小屋をカットすると下山口の小袖までトイレないですし。
道の焦点に見えるのが三頭山ですね。
くねっと雲取名物ダンシングツリー。
12:35 七つ石山と巻き道の分岐。
12:55 七つ石山山頂。
バスの時間も気になるので休憩もそこそこに降ります。
平将門に縁のある七つ石神社です。
七つ石小屋に降る途中に水場有り。ここから小屋に水を引いていました。
13:35 七つ石小屋です。素泊まりの小屋となっております。
なかなか良さげなテント場。10張だそうです。今度ここにテン泊したい。
テント場のすぐ上にお手洗い。
水場。
宿泊とテント場利用の人には14時からお酒を売ってくれるらしい。イイネ☆
テント場の下見も終わったので鴨沢まで下山します。ここからが長く感じる。
崩壊気味の登山道。
尾根の脇をトラバースしていく。堂所まで危険個所なし。
14:15 堂所。広い場所です。休憩スポット。
丹波山村が立てた平将門の案内板。雲取山頂から鴨沢までの登山道に全部で10枚設置されていました。
風呂岩。
途中にある水場。タカタカ歩いていると見逃しそうな場所。
15:15 突如として現れる「滑落注意」のプレート。砂利混じりのトラバース道ですがそこまで危険な道ではありません。調べたところ2018年の秋に3件もこの付近で滑落事故が起こっていました。いずれも雲取山を日帰りでピストンしようとしていた登山者で下山途中登山口までもう十数分というところで起こった事故だということでした。長い降りで足も疲れていてあと少しで終わると思ってほっとしたときに足を滑らせるというやつでしょうか。終わり20分あたりは魔の時間なのかもしれません。注意して進みます。
ここは比較的大きい砂利の道です。あとは細かな砂利道が続きます。
15:40 小袖登山口到着です。
アスファルトの道を進んで駐車場到着。トイレタイム。ついでに顔を洗ってすっきりします。
鴨沢のバス停まではまた少し登山道を歩きます。
16:14 鴨沢バス停到着です!
ここで時刻表を確認する。16:03のバスが行ってしまい、次のバスは18:38なんと2時間半もバスを待たなければなりません。平日16:28のバスと時間を勘違いしていました。トイレで悠長に顏を洗ったりしていなければ…と悔やんでみてもバスは来ません。隣の食堂で呑んで時間を潰そうかと思いましたがバス停に貼ってあったボランティアタクシーのポスターを見つけました。丹波山村周辺の方の1割が登録しているらしいです。普通のタクシーの半額くらいで利用できるとのこと。電話をかけると15分くらいで来てくれました。奥多摩駅まで3000円ですが村外からきてもらったので配車料800円プラスです。バスの本数が少ないところでは大変ありがたいですね。通常は前日までに予約して利用するものだそうです。(ボランティアなので当日だと運転できる方がいない場合もあります)
今回は久々のテント泊でだいぶ行動時間がかかりました。夏までにトレーニングしなければ!あと早立ちですね。この時期は日の出も早いので5時にはテント場を立ちたいものです。
ではまた。
たばやま村民タクシー
TEL0428-88-0611
TEL070-4819-3228
鴨沢バス停→奥多摩駅3000円3名乗車可。
※ボランティアのタクシーです。村民の方の利便性をあげるために作られたものですが観光客も利用させてもらっています。
/行動時間6:25-16:15
5時起床。テントを片付け小屋の外テーブルで素ラーメンをつくりました。この日も無風。天気予報はくもりで雨がぱらつくかもという感じ。ツェルトは朝起きて結露すごいかなーと心配していましたがさらっさらでした。
6:25 三条の湯
出発がちょっと遅くなった感がありますが歩き始めます。
小屋から橋を渡ったらクサリ場がありました。特に危ない場所ではないのですが山と高原地図を見ると「冬期凍結注意」ありましたので降雪があるとアイスバーンになり危険度UPするのかもしれません。
砂の斜面。片側は切れていて滑り落ちるとそこそこ怪我しそうな場所です。クサリ場よりこっちのが嫌でしたね。ずるずるして。
アセビが目立つ尾根に立つ。
咲いてるじゃなーい。
7:40 前方に「迂回路」の看板が!水無尾根の右側のルートを行くのかとおもいきや左に誘導されます。
九十九折を登って行く。
白い石が目立ってきた。
小さい石を拾って打ってみる。容易に砕けた。もろいです。断面をみると筋が目立つなぁ・・・。石灰石だ。これ。秩父も雲取山を抜けて三峰へ降りると武甲山という石灰岩の山がありますが、こちらにも一部そんな地層があったんですねぇ。
この岩は二層になっている・・・なんて観察しているとどんどんペースが遅くなるのでとりあえず先へ進む。
迂回路の最高地点。休憩に良さそう。
ここからどんどん降っていく。標高稼いだと思ったらどんどん下がる・・・。
8:10 迂回路の終点。CTプラス20分くらい掛かりました。ここから三条ダルミまでトラバースの道が続きます。
トラバースの道に飽きてきた頃、三条ダルミの手前あたりでアイスバーンが登場。
チェーンアイゼンを装着して進む。なくてもなんとかなりそうですが単独行のときは慎重に。
雪は消え。
また現れる。
9:45 三条ダルミに到着しました。ここから雲取山山頂まで40分ほどかかるので早飯にします。
エネルギー補給中。テルモスでお湯をさしカップヌードルカレーも食べました。
三条ダルミからの眺め。本当は富士山が見えるらしい。
尾根筋に雪が現われる。降ってきた登山者はチェーンスパイクか6本爪アイゼンを着けていました。
ところどころアイスバーンなんですよ。
11:00 雲取山山頂!奥に立派な山頂碑があってそこが2017mです。でも、天気いまいち。天気予報では夕方ぱらっと雨が降る予定。
思ったほど山頂付近に雪がなかったです。
じっとしていると寒いので下山開始。
雪が解けてぐちゃぐちゃな道。もうチェーンアイゼンは必要ありません。
左から前飛龍、真ん中飛龍山、右が三つ山です。ここからブナ坂あたりまで眺めが良い。
目の前の山が七つ石山です。後方にぼんやり霞んでいるのは御前山ですー。
閉鎖されてしまった奥多摩小屋。トイレだけでも再建されると良いですね。七ツ石小屋をカットすると下山口の小袖までトイレないですし。
道の焦点に見えるのが三頭山ですね。
くねっと雲取名物ダンシングツリー。
12:35 七つ石山と巻き道の分岐。
12:55 七つ石山山頂。
バスの時間も気になるので休憩もそこそこに降ります。
平将門に縁のある七つ石神社です。
七つ石小屋に降る途中に水場有り。ここから小屋に水を引いていました。
13:35 七つ石小屋です。素泊まりの小屋となっております。
なかなか良さげなテント場。10張だそうです。今度ここにテン泊したい。
テント場のすぐ上にお手洗い。
水場。
宿泊とテント場利用の人には14時からお酒を売ってくれるらしい。イイネ☆
テント場の下見も終わったので鴨沢まで下山します。ここからが長く感じる。
崩壊気味の登山道。
尾根の脇をトラバースしていく。堂所まで危険個所なし。
14:15 堂所。広い場所です。休憩スポット。
丹波山村が立てた平将門の案内板。雲取山頂から鴨沢までの登山道に全部で10枚設置されていました。
風呂岩。
途中にある水場。タカタカ歩いていると見逃しそうな場所。
15:15 突如として現れる「滑落注意」のプレート。砂利混じりのトラバース道ですがそこまで危険な道ではありません。調べたところ2018年の秋に3件もこの付近で滑落事故が起こっていました。いずれも雲取山を日帰りでピストンしようとしていた登山者で下山途中登山口までもう十数分というところで起こった事故だということでした。長い降りで足も疲れていてあと少しで終わると思ってほっとしたときに足を滑らせるというやつでしょうか。終わり20分あたりは魔の時間なのかもしれません。注意して進みます。
ここは比較的大きい砂利の道です。あとは細かな砂利道が続きます。
15:40 小袖登山口到着です。
アスファルトの道を進んで駐車場到着。トイレタイム。ついでに顔を洗ってすっきりします。
鴨沢のバス停まではまた少し登山道を歩きます。
16:14 鴨沢バス停到着です!
ここで時刻表を確認する。16:03のバスが行ってしまい、次のバスは18:38なんと2時間半もバスを待たなければなりません。平日16:28のバスと時間を勘違いしていました。トイレで悠長に顏を洗ったりしていなければ…と悔やんでみてもバスは来ません。隣の食堂で呑んで時間を潰そうかと思いましたがバス停に貼ってあったボランティアタクシーのポスターを見つけました。丹波山村周辺の方の1割が登録しているらしいです。普通のタクシーの半額くらいで利用できるとのこと。電話をかけると15分くらいで来てくれました。奥多摩駅まで3000円ですが村外からきてもらったので配車料800円プラスです。バスの本数が少ないところでは大変ありがたいですね。通常は前日までに予約して利用するものだそうです。(ボランティアなので当日だと運転できる方がいない場合もあります)
今回は久々のテント泊でだいぶ行動時間がかかりました。夏までにトレーニングしなければ!あと早立ちですね。この時期は日の出も早いので5時にはテント場を立ちたいものです。
ではまた。
たばやま村民タクシー
TEL0428-88-0611
TEL070-4819-3228
鴨沢バス停→奥多摩駅3000円3名乗車可。
※ボランティアのタクシーです。村民の方の利便性をあげるために作られたものですが観光客も利用させてもらっています。
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この記事へのコメント
登山お疲れさまでした。いつも楽しく見ています!
約1年前に動画を通じて主さんのことを知り、登山を始めました。
どこかの山でお会いできたらなぁ。なんて思いながら山を登っています(笑)
GW中には大菩薩嶺に行ってきます(混みそうですが・・・。)
これからも投稿を楽しみにしています!
約1年前に動画を通じて主さんのことを知り、登山を始めました。
どこかの山でお会いできたらなぁ。なんて思いながら山を登っています(笑)
GW中には大菩薩嶺に行ってきます(混みそうですが・・・。)
これからも投稿を楽しみにしています!
ありがとうございます(^^
すでにどこかの山でお会いしているかもしれません(笑
奥多摩はGWがシーズンですね!
GW大菩薩楽しんでくださいノシ
福ちゃん荘のほうとう美味しいらしいです。
すでにどこかの山でお会いしているかもしれません(笑
奥多摩はGWがシーズンですね!
GW大菩薩楽しんでくださいノシ
福ちゃん荘のほうとう美味しいらしいです。
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