【百名山】大杉谷から大台ケ原1泊2日小屋泊 前編
シシ淵
ルート図
/1日目
大杉渓谷登山口-2H45M-千尋滝-1H-ニコニコ滝-1H25M-桃ノ木山の家
/CT5H10M
/行動時間11:20〜16:05
2日目
桃ノ木の家-2H-堂倉吊橋-1H35M-粟谷小屋-2H10M-大台ケ原(日出ヶ岳1695m)-30M-正木ケ原-45M-大台ケ原PA(1570m)
/CT7H5M
/行動時間05:20〜13:15
百名山の大台ケ原はピストンで行けば簡単な山ですが今回は渓谷美を堪能しようと大杉谷とセットにしてみました。
往路は東京からのぞみ3号を使い名古屋まで行きます。名古屋から特急南紀1号に乗り三瀬谷駅へ。エス・パール交通の登山バスが大杉谷登山口まで運んでくれます。
09:50発登山バス。
GWは通常より40分ほど早くバスが出ます。駅に着いたら速やかに乗車して出発です。この日は2台バスがでましたがいっぱいでした。途中、登山センターでトイレ休憩があり終点の登山口まで1時間半かかりました。登山届はトイレ休憩のときに提出できます。
11:20登山口東屋
最終トイレは歩いてすぐのところにあります。大杉谷は途中お花摘み出来そうな場所もないのでここで済ませておきます。
最初から鎖場。大杉谷は深い渓谷になんとか道をつくっているのでかなり鎖場が連続します。嵓(ぐら)と名のつく場所がいくつかありますが、切り立った岩を意味します。
大日嵓を越えると広い河原にでます。テルモスのお湯でコーヒーをいれパンを齧ります。
エメラルドグリーンのきれいな川床。
13:25 日浦杉吊橋
14:40 シシ淵
奥にニコニコ滝が見える場所です。この付近は滑落事故が絶えないようなので要注意。
鎖場の連続。足下には綺麗な流れがあるのですが眺めながら歩くと滑落の危険があるのであまり景色は堪能できません。
大杉谷は堆積岩で出来ているので石の種類は豊富ですが、黒っぽい泥岩が靴底で磨かれ滑りやすいです。特に雨の時はツルッと行きそう。
ニコニコ滝
平等嵓を過ぎると鎖場がなくなります。吊橋5本くらい渡りました。
少し岩場がでてくる。
16:05 桃の木山の家に到着です。
お菓子やビールを売店で買えます。この山小屋はお風呂があります。石鹸シャンプーは使えませんが汗を流せるのはありがたいですね。浴衣レンタルは500円。お風呂は小さく3人はいるといっぱいになるので食事1回目が始まってから利用しました。ヒノキ風呂でなかなか良きかな。
ここが食堂。食事のときはカウンターから配膳トレーを受け取って好きな席で食べられるので、夕飯前から寛いでいても大丈夫です。
食堂でとりビ。350ml500円也。
自炊室がないので今回は食事付で予約しました。夕飯までビールと行動食で一杯やります。自炊は小屋の前に外テーブルがあるのでそこを使っている人が数名いました。雨の日は辛かろう。
自炊室があったり屋根付きのテーブルがあったりするのは北アルプス、南アルプス、秩父、那須くらいですかね?東北にいったときも自炊室なかったですし。地方の山域で小屋泊まりのときは食事付きが一般的なのかな。
17:50 2回目の夕食。カツとカレー。ビール500ml800円追加しました。福神漬け食べ放題。
寝床は男女混合の大部屋です。布団は一人一枚でシーツもしっかり掛けてありました。
19時半には布団に入り就寝。夜中、一度トイレに起きましたがイビキをかいている人がいなかった。大勢が宿泊している山小屋で奇跡だと思います。
後編へ。
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