【八ヶ岳】横岳硫黄岳ラウンド日帰り
美濃戸口-1H-美濃戸山荘-2H30M-行者小屋-1H25M-地蔵の頭-45M-三叉峰-10M-横岳(奥の院)-50M-硫黄岳(分岐)-15M-赤岩の頭-1H20M-赤岳鉱泉-1H-広場-30M-美濃戸山荘-50M-美濃戸口CT10H35M
行動時間04:40-15:10計10H30M
前日に毎日アルペン号の夜行バスが押さえられたので、梅雨の晴れ間の山行へいってきました。竹橋駅の毎日新聞本社ビルにはレストラン街もあるので時間を潰すには丁度良い。ファミマもあるので買い忘れがあったらここで調達できます。
04:30八ヶ岳山荘前
バスを降りて準備が終わったら出発です。
美濃戸山荘まで1時間林道歩きがはじまります。車はそこまで入れます。自家用車の人々が羨ましい。ちなみに凸凹の多い道なので車高の低い車は底を削られます。
05:26美濃戸山荘
阿弥陀岳の稜線がしっかり見えている。ここで朝食におにぎりを一つ食べ湧き水で顔を洗います。赤岳鉱泉に行くには北沢、行者小屋にいくには南沢を進みます。私は南沢の方へ。
06:39南沢
沢沿いの道を進みます。途中、渡渉するところが何箇所かありますので大雨のときは厳しい道かもしれません。道標のたぐいは小屋手前までありませんが、道がしっかりしているので迷いづらいと思います。涸れ沢が道のように見える場所がありますのでそこだけご注意を。
07:05南沢
シロバナエビイチゴのお花畑。マイヅルソウ。キバナヤマオダマキ。イワガラミ。イワカガミ。ゴゼンタチバナなどが咲いていました。
07:08南沢
朝陽が届き始めました。沢沿いを離れ、広い河原にでて林を抜ければ行者小屋です。
07:50行者小屋
軽食はまだやっていません。小屋の前のテーブルでバターロールとビスケットを食べてから出発します。
小屋の横から地蔵尾根に入ります。最初は穏やかな道ですが、傾斜がきつくなり階段を越えると鎖場が出てきたりとそこそこ危険な道になっていきます。
08:15地蔵尾根
08:37地蔵尾根
08:43地蔵尾根
08:52地蔵尾根
08:56地蔵の頭
渋滞なくスムーズに進めました。梅雨明けのシーズンになると人が増えるのでところどころ待機しないといけなくなります。
08:56地蔵の頭
目指す横岳方面には雲がかかり始めました。左の奥に霞んで見えるのが蓼科山です。
09:06地蔵の頭-横岳
横岳までは切り立った岩場がところどころあります。三点支持ができれば問題なく通過できます。
09:07地蔵の頭-横岳
ハクサンイチゲ。
ここから先の岩稜帯にはお花畑が点在し、チョウノスケソウ、オヤマノエンドウ、ツガザクラ、ベンケイソウ、ミヤマオダマキ、イワヒゲ、ミツバオウレン、ミヤマダイコンソウ、ミヤマシオガマ、イワウメなどが見られます。
杣添尾根を過ぎるとウルップソウが見つかります。本州ではこの横岳と白馬岳あたりにある珍しい高山植物だそうです。
09:42地蔵の頭-横岳
10:06杣添尾根-横岳
10:07初めて見るウルップソウ。
10:18横岳山頂
10:27横岳クサリ場
山頂を越えるとまた崖になります。
10:36横岳-硫黄岳
ハシゴを抜けてしばらく行くと道が良くなりました。
砂礫地にコマクサの葉がいっぱい。8月頃がお花の時期らしいです。
10:45横岳-硫黄岳
10:55硫黄山荘
硫黄岳山荘に到着です。カレーライス1000円が名物。みんなカレーを注文していましたが、私はカップヌードル400円にしました。塩分と糖分補給。
11:17硫黄岳
11:36硫黄岳
硫黄岳山頂。なだらかです。
11:36硫黄岳
雲が切れればここから横岳と赤岳が見えるのでしょうね。残念。次回に期待。
11:52赤岩の頭
12:16赤岩の頭-赤岳鉱泉
地蔵尾根と違ってなだらかな道が九十九折で続いています。
こちらの方が下山路向きだと思いました。
12:25巨神兵死んじゃった。
急に出現するジブリ。
12:52赤岳鉱泉
ここにソフトクリームが売っておりまして、たいそう美味しそうだったのですがバスの時間が気になりスルー。。。
13:10北沢
南沢より北沢のほうがお花が多かったイメージ。キンポウゲとシロバナヘビイチゴがあちこちに。
13:53北沢林道
アブがひでぇ。
アブがひでぇ。
アブがひでぇ。
20匹くらいのアブに纏わりつかれる。バグズネットとレインウェアを着用して齧られないよう下山します。
8月の半ばまでひどいらしい。丸めた山と高原地図でアブを叩き落としながら進みます。地図の用途外な使用方法。
ぐるりとラウンドを終えて八ヶ岳山荘に戻ってくる。
お風呂を借りてさっぱりしたらバスで茅野駅まで戻ります。
毎日新聞社の受付にお風呂の割引券が置いてあるので夜行バス利用人はもらってくるといいと思うよ。
日帰りで八ヶ岳をめぐりましたがあまりゆっくりできませんでした。やっぱりのんびりと山をめぐる方が性に合っている。今度は1泊2日で苔の観察などに来たいです。
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